静岡県産を中心に全国から主要な生産地を選んで仕入れて調理をしております。

それには大きな理由があります。

毎年冬〜春にかけて採取されるうなぎの稚魚の漁の具合によって、同じ生産地であってもその年のうなぎの仕上がりが全く違うものになってしまうからです。

「なぜ？こんなにふわふわでジューシーなのに冷凍！？」

そこまでして「なぜ？冷凍？」とおもいますよね。

これには大きな理由があります。

それというのも、驚いたことに品質が全く変わらないどころか、より美味しいのでは？と思うほどの技術は進歩しているからです。

小松園の信条でもある「素材の持ち味を十分に堪能」という方向を実現するには最新の凍結方式がベストだというところにいきつきました。

焼きたてのうなぎの旨味を余すことなく閉じ込め、
さらには表面を炙ったときの香りとツヤは、まさに「お店と同じ」です。

焼きたての旨味と香りを瞬時に冷凍させることで、その風味、香り、食感をあますことなく閉じ込めることが可能となりました。

先代より50年以上変わらぬ製法でつくられたタレとで焼き上げられる蒲焼は、うなぎが持つ旨味を閉じ込め、その旨味とタレの香ばしさとがからまって

口いっぱいにその味わいが楽しめる蒲焼となっています。

秘伝のタレには地元で180年以上続く大橋醤油店の「再仕込み醤油」を使用。

大橋醤油店さんでは、大きな桶や暗に住みつく菌によって自然発酵、そうして醤油が作られています。

まさに再現不可能な完全無添加の歴史ある醤油を使用して、タレを仕込んでいます。